(祝)元島崇信先生 2018年度 武田科学振興財団の研究助成金贈呈式!
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2018年度武田科学振興財団の研究助成金贈呈式が執り行われ、当科助教の元島崇信ががん領域(臨床)部門で200万円の贈呈を受けました。
研究題目はノーベル賞でも大きな話題なった免疫チェックポイント阻害薬の研究について評価を受けました。免疫チェックポイント阻害薬は様々な癌の患者さんに投与されて、優れた治療効果が報告されています。勿論、泌尿器科の臨床でも多くの患者さんに投与されて、新しい治療手段として大きな注目を集めています。しかし、どの様な患者さんに治療効果や副作用を示すのかについては詳しくは分かっていません。今回の助成金で、実際に熊本大学を受診される患者さんの検体を通じて、薬剤の効果や副作用の発現がどの様な方に出てくるのかをはっきりさせていきます。
泌尿器科は、外科的にはボット手術、内科的には癌に対する新しい薬剤や治療方法の登場とScienceの日進月歩を感じる事が出来て、新しい興味に尽きることはありません。熊本大学は、元々基礎研究が盛んな大学で、泌尿器科も学内、学外で多くの研究室と共同研究を行って新しい知見の習得に努めています。手術やベッドサイドの臨床だけでなく、研究の醍醐味でもある自身で新しい知見を探求する事に興味がある先生の入局もお待ちしています。
(熊本大学大学院生命科学研究部 助教 元島崇信)
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