黒田 庄一郎 (R1)

大学院博士課程2年の黒田です。
IRCMS(国際先端医学研究機構)に所属し、基礎研究を始めて1年が過ぎました。
それまでは泌尿器科の臨床医として外来や手術などを行っておりましたが、日々進歩する医学の世界で、その有り難みを受け取るだけでなく、自らも何か貢献したいと思い、大学院へ進学することを決めました。
実際に大学院へ進学すると、研究内容のほとんどは臨床医として知らないことだらけで、また、周りの半数以上が外国の方で、慣れない英語でのコミュニケーションに戸惑うことも多々ありました。
しかしながら、初めてのオーベンが『環境が人を育てる、大変な環境に身を置け』と日々おっしゃっていたように、わからないことだらけの真ん中で過ごしてみると、1年経った今ではずいぶん成長したなあと実感しています。
大学院の魅力として、わからないことと向き合う時間やどうすればわかるようになるかを考える時間が十二分にあります。
また、時間に追われず、がっぷり四つで取り組めるのも大きな魅力です。
医師として何十年と過ごす中で、大学院での4年間はきっとかけがえのないものになるでしょう。
何か新しいことに挑戦したい!と思う先生がいましたら、大学院進学も検討いただければ幸いです。

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