西澤秀和(H28)

中学校時代の友人に「泌尿器科医になった」と言うと、「なんで」と驚かれるか、笑われることが多いです。やはり一般的には泌尿器科のイメージは「性病を診ている」ということのようです。

しかし、泌尿器科の分野は腎癌などの悪性腫瘍から感染症、透析分野、移植、不妊治療まで恐ろしく広範です。しかもそれを診断から手術治療まですることがほとんどです。こんな科は他には無いように思います。なかなか全てを深くまで探究し尽くすことは難しいかもしれませんが、生涯を通して知識を増やしていきたいです。学生や研修医の先生方にも泌尿器科分野の魅力に気付いていただければ幸いです。